【1】概要・1960～1970年に製造販売されていた、Telefunkenのコンソールステレオ、ブックシェルフシステムに採用されていたフルレンジユニットを天然木集成材によるバスレフ型エンクロージャーに収めたシステム。・このユニットはマグネットが前面にあり、全体としてはかなり薄型に出来ています。・システムの周波数特性を測定すると65～16000Hzがほぼ平坦で優秀です。・当時としてはかなり広帯域と思われます。・システムはこのユニットに最適と思われるサイズ、材質のエンクロージャーを採用していますので、主観ですがニュートラルで正確、かつ生き生きとした音になっていると思います。
【2】ユニット・口径：130X190mm・マグネット：フロントタイプ・コーン：超軽量コーン、フィックスドエッジ・【3】エンクロージャー・サイズ：幅=200mm、高さ300mm、奥行220mm、このユニットの実力を存分に発揮できるサイズです。・型式：後面に40mm 70mmのテーパー付き円柱形ダクトが設置されたバスレフ型・材質：天地側板が15㎜厚のパイン集成材、バッフル、裏板はMDFです。・外装：150番、240番ペーパーでサンダー研磨、ワトコのメディアムウォールナットオイルと600番ペーパー仕上げ。・天然木の響きは最高です。・サランネット：ロイヤルブルージャージネットによるモダンなネットが付属します。・入力端子：2Pの圧着型端子でスピーカーケーブルを簡単に、かつ確実に接続できます。・吸音材：裏板に装備しているタイプです。・ユニットリード線：Telefunkenオリジナル
【4】音・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。・能率は高いので中小出力の真空管アンプにも最適です。・もちろん最新の石のアンプでも素晴らしい音が出てきます。・音楽ソースのジャンルは選ばず1950～80年代のクラシック、JAZZなどを気持ちよく生き生きと再生します。・ECMのキースジャレットトリオが透明感が高くエネルギッシュに鳴ります。
【5】測定結果(1)周波数特性測定データ：・画像10に示します。(2)測定環境・スピーカー～マイク位置：1.0メートル(ヒアリングポジション）・スィープ：20～20000Hz・赤い線が周波数強度分布です。(3)特性の感想・左右の特性、能率はよく揃っています。・+-3dbの厳しめの評価基準で65～16000Hzを再生可能と読めます。
【6】輸送・輸送は140サイズの予定です。・送料は着払いでお願いします。
【7】そのほか・スタンドは含みません。・到着後1週間以内に動作確認をお願いします。
-------------------------------------------------------・下記URLはビンテージスピーカーシステムの記録を解説したブログです。http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html
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・下記ブログ URLに「スピーカーシステムの性能特性測定方法と、最適チューニング方法について」という解説記事をアップしました。
http://geo80002002.livedoor.blog/archives/27598961.html